山々がお化粧をして誘ってくれました(#^.^#)

山々が白くお化粧をしたようになりました。
その正体は丹後でニオイコブシとも呼ばれるタムシバです。

タムシバはコブシに似ますが、花に芳香があるのと葉がやや細長く、この葉を噛むと独特の甘みがあるこから「噛む柴」の名がつき、これが転じてタムシバとなったともされています。
樹高が高く、なかなか間近で花を見れませんが、コブシとの違いは、タムシバは花の基部に葉が無く、コブシは小さな葉が一枚付くことでも見分ける事ができます。

山へ分け入るとキブシの花も今が旬のように至る所で見かけます。

この独特のひもを垂らしたような花姿が印象的で覚えやすい花です。
よく見ると小さな釣鐘状の花がたくさん付いています。

花色はよく似ていますが、こちらはヒュウガミズキです。
ヒュウガミズキはやせた山地でもよく育ち、ここ大江山周辺の蛇紋岩が多い土質が合うのか、よく見かけます。

日向ミズキの名前から九州が自生地のようですが、実は丹後・丹波が主な自生地なんですよ。
どうやら戦国武将の日向守光秀(明智光秀)の名前から付けられたともされています。

ミツマタも今が旬で、甘い香りを漂わせていました。

里の田畑の畦ではオオイヌノフグリやヒメオドリコソウが春の光をいっぱい浴びて気持ちよさそうです。
あと一週間もすれば桜も満開、いよいよ春本番ですね。(^^)/
