まだ早かった滝の千年ツバキ(>_<)

先日ガラシャ古道を歩いていると、ヤブツバキの花が沢山落ちていたので「滝の千年ツバキ」が見頃を過ぎているのではないかと思い訪れて見ましたが、まだまだ早すぎました。 雪の降らない暖かい年だったとはいえ、まだまだ蕾は固く花は平年並みのようです。

ど~んと雄蕊が凄い。

鳥が蜜を吸うらしいけど、花粉症になりそう。

ミツマタの花がだいぶ咲き進んできました。

綾部の水源の里のミツマタが綺麗だけど、今年は新型コロナで人の多い場所には行く気がしないですね。

春先は苔が綺麗です。

滝の千年ツバキ公園には日本各地から寄贈されたヤブツバキが植えられています。

白やピンク色や形も大小色々あります。

毎年必ず寄る「ツバキ文化資料館」、入館料が200円と安く、コーヒーも入れてもらえます。(^^)/


静かな館内で椿を愛でながら味わうコーヒーがリッチです。

ところでどちらがツバキでどちらがサザンカの葉か分かりますか?

誰もがよく言う見分け方は、ツバキは花首から落ち、サザンカは花弁が一枚づつ落ちるですね。でもこの方法は花が咲いていない時期は分かりませんよね。 また、花を見て見分ける方法では、ツバキは全体的に筒状で、サザンカは何となく平たく花弁が反りかえります。
花の時期ではサザンカは10月頃から12月頃、ツバキは12月頃から4月頃と、一般的にサザンカの方が早く咲きます。
花が無いときの見分け方で、サザンカの葉裏に細かい毛があり、ツバキは毛が無いと言われますが、毛がほとんど無いサザンカもありなかなか難しいです。また、一般的にツバキの葉は大きく葉の縁の鋸歯が浅く、サザンカは葉が小さく鋸歯が深いと言われています。
お勧めは写真の見分け方で、葉を透かして見るとツバキは葉脈が白く透けて見え、サザンカは逆に葉脈の方が黒っぽく見えます。なので、写真では左がツバキの葉、右がサザンカの葉です。もちろん交配の進んだ園芸品種では花の散り方も含めて見分けるのが難しい物もあります。黒人と白人のハーフに貴方はどちらですかと言うようなものですね。